逮捕されちゃうの?刑事事件弁護士日記

家族や恋人が覚せい剤所持や使用の容疑で逮捕されたら

恋人が逮捕されて動揺する気持ちお察しいたします。

家族や恋人が覚せい剤所持や使用の容疑で逮捕されたという話はよく耳にします。覚せい剤などの薬物絡みの事件は家族や身近な人に隠れて行っている場合がほとんどです。どうか「なぜ早く気づかなかったのかと」などと自分を責めないでください。

まず逮捕されると警察の留置所から48時間以内に送検しなければいけません、さらに24時間以内に身柄拘束手続きを取らなければいません。

この合わせて

最大72時間は原則として弁護士以外の面会はできません。

ですが拘留手続きが終わった後も接見禁止処分が出ていると弁護士以外は、例え家族であっても面会や手紙のやりとりはできないのです。

接見禁止処分は被疑者が容疑を否認している場合に、証拠隠滅の依頼や第三者との口裏あわせを防ぐために行います。

薬物絡みの事件の場合は入手ルートや密売組織、共犯者等に関する供述を行わないなど、思うように取り調べが進まない場合が多く、事件の全容が解明されるまで、所持や使用であっても接見禁止処分が出る場合が多い犯罪です。

接見禁止の場合でも弁護士を通してメッセージを伝えることは可能です。接見禁止は遅くとも起訴までには解ける場合が大半です、いまはとにかく弁護士に任せましょう。

覚せい剤の所持と使用は被害者が事実上居ない犯罪ですから、被疑者が容疑を認めれば速やかに起訴手続きに入ることになります。

もし容疑が事実であるなら、心苦しいとは思いますが恋人に「早く容疑を認めるように」伝えることをお勧めします。もちろん見に覚えのない容疑で逮捕された場合は別です。

「とにかく早く彼と会いたい」という気持ちは分かりますが、覚せい剤絡みの事件は簡単ではありません、まずは捜査の動きを見守り接見禁止が解けるのを待ちましょう。

Posted 2017/08/18

ピックアップ記事一覧へ